吃音治療は何科?そもそも病院で治るの?

吃音を治したいと考えている方は、選択肢の一つとして病院での治療を考えることがあると思います。

その際に以下のような疑問が浮かぶでしょう。

  • ・何科にいけばいいの?
  • ・どんな治療をするの?
  • ・どれくらいお金がかかるの?保険は効くの?
  • ・治るの?

吃音について相談できる人って少ないので不安なことだらけですよね。

吃音で20年以上悩まされてきた私の体験を交えながら、病院での吃音治療の詳細について解説していきたいと思います。

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吃音症は何科に行けばいいの?どんな治療をするの?

まず前提として

小児の吃音と青年期以降の吃音では対応が変わります。

小児の発達性吃音の場合は、実は7割は自然になくなります。

だからといって放っておくとよいというわけではなく、

本人がからかわれたり、いじめられたりしていないか

どんな悩みを持っているのかを明らかにする必要があります。

病院では、本人の吃音に対する理解と、親や先生など周囲の人たちの支援の仕方を学びます。

小児の発達性吃音のうちの何割かは小学生以降も持続します。

青年期以降の吃音は、

直接法、間接法、認知行動療法などがあり、

その中でも流暢性形成法、吃音緩和法や、

環境調整、系統的脱感作法、自律訓練法、メンタルリハーサル法など

様々です。

実は病院でどの治療法が選択されるかは

医師や言語聴覚士の方針によって変わります。

吃音症に対応してくれる科をお伝えしますと、

  • ・耳鼻咽喉科
  • ・精神科
  • ・心療内科
  • ・リハビリテーション科

などです。

ただし、吃音に対応している病院は少ないので

事前にHPや電話で確認することをおすすめします。

病院に行くとどれくらいお金がかかるの?

病院によって異なりますが、初診で約10,000円、その後は数千円ごとにかかります。

定期的な通院が必要なので月に5,000円〜10,000円程度の費用となります。

吃音は病院で治るの?

吃音が改善することはあります。

定期的に通院することで吃音がなくなったという方もいます。

しかし、吃音が確実に治ると断言することはできません。

吃音に対する研究はまだまだ少ないので、

医学のガイドライン上、絶対に従うべき治療法というものは存在しません。

病院によって方針が異なるので、

その病院の医師や言語聴覚士とフィーリングが合うか、

長いこと通院し続けられそうかが重要になります。

病院での相談を検討するデメリットは、

  • ・吃音を取り扱っている病院が少ない
  • ・吃音者にとって予約の電話や対面での相談が辛い場合がある
  • ・病院によって方針が違うので合う、合わないがある

といったところです。

病院以外の選択肢は?

最近は吃音者に配慮して、自宅でできるオンラインプログラムが増えています。

オンラインプログラムでも、例えば吃音を持つ社会不安障害の改善にも効果があるという研究があります。

私がオンラインプログラムをおすすめする理由は、

  • ・自分自身がオンラインプログラムで治したこと
  • ・病院に行くよりも安くて、時間がかからず、ハードルが低いこと

です。

ただし、注意していただきたいことがあります。

自宅で治療する場合は、吃音治療のプロや専門家に相談できる環境を整えてください。

一人で治そうとすると、誤った情報で意味のないトレーニングをしてしまう可能性がある上に、吃音克服には心の面のサポートも重要であるためです。

有名なオンラインプログラムを比較しておすすめ順にランキング形式にしてみましたので是非参考にしてみてください。

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吃音オンラインプログラム比較

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【M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム

37のトレーニングで吃音(どもり)を徹底治療。幼児、成人の吃音(どもり)改善をお手伝いします
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効果 過去から現在までの吃音治療の流れを踏まえて、エビデンスをもとに吃音克服法を行っています。毎日15分のワークで吃ることへの不安や恐怖を無くしていきます。

MRMの内容とも多少被っているところもありますが、単なる精神論ではなく、様々な吃音者に対応できるように発話法など幅広く触れられています。

吃音の治療においてとても重要なメンタル面を圧倒的に楽にします。ただし、メンタル面のアプローチのみで自己啓発的な内容に近く、発話法については触れられていません。 36のトレーニングで、様々な吃音の原因に対応できます。自分にあったエクササイズを選べるのが強みです。ただし、精神面の改善に関しては少し弱い印象です。
信頼性 作者のぽん自身が吃音に苦しみ、悩んだ経験に加え、直接法・間接法・認知行動療法の長所と短所をエビデンスをもとに比較しながら、良い部分だけを抽出して作成されたプログラムです。よくある精神論や自己啓発的な内容だけではありません。 中村しょうという吃音サークルを主催している方で、MRM自体は作者のオリジナルではなく、師匠から受けついだ方法とのことです。独自性は強いですが、2010年から多くの購入者に支持されているプログラムです。 「ことばの病院 白萩学園」の院長上西先生が監修ということですが、ネットで調べてもこの病院は出てきませんでした。この先生が出されている著書は最新で1978年ととても古いので、吃音に対する情報が古いかもしれません。
治療期間 1日15分のトレーニングを2ヶ月間行います。 1日20分のトレーニングを約二ヶ月間行います。 吃音に悩む個人にあった治療を必要な時に必要なだけ実践するというプログラムなので明確な期間はもうけられていません。
アフターフォロー 購入者にはメールやTwitterのDMでの質問をいつでも受け付けています。また、満足できなかった場合は全額返金保証を付けています。 購入すると中村しょうさんへメールで質問する権利が与えられるとのことですが、質問枠には限りがあって現在順番待ちになっています。 180日間の返金保障があります。ただし、メールによる相談はサービスに含まれていません。
コスパ 吃音を治すために、医療機関に通えば初診で1万円、その後も毎回数千円かかります。吃音矯正所などはエビデンスがないにも関わらず、数十万円の吃音矯正バンドなどを売りつける詐欺まがいのものもあります。本であれば1冊数千円ですが、自己啓発的な内容も多く、行動に移せるものは少ないです。これだけの内容とメール相談、返金保証までついてこの値段はとてもコスパが良いです。 吃音のオンラインプログラムの中では高いほうですが、文章だけでなく動画もついています。動画は基本的に文字コンテンツを読み上げるだけですが、文字の量が多いので読むのが苦手な人にはおすすめです。 教材はかなり安いほうです。ただし情報が古かったり、吃音の原因で大きなウェイトを占める精神面や思考面が少し弱いのが難点。いろいろなトレーニングを試したい方にはオススメです。
価格 19,800円 29,700円 12,800円

まとめ

吃音に関して病院に行くか、自宅でオンラインプログラムを受けるか、

あなたにあった吃音改善法がみつかることを心から願っております。

他に聞きたいことがございましたらLINEからお気軽にお願い致します。

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